遅れてきたピアニスト。

 

原田耕自(はらだこうじ) 、ジャズピアニストからジャズクラブのオーナーへ

 

1962年京都市生まれ、奈良に育つ。大阪市在住。京都大学大学院情報学研究科博士課程修了。

 

3歳でピアノを始めるも9歳で中断。大学でテナーサックスでジャズに目覚め、和音の魅力からピアノに転向。外資系IT企業に就職、アメリカ勤務中(ワシントン州)にジャズライブ活動を始め、現地で4年間のライブ経験を積む。

 

帰国後、会社員とピアニストの兼業を20年続ける。コロナ期には、無観客・生配信ライブの演奏・エンジニアを30回以上行う。野外ライブ企画・開催にも強く、50~400人規模のイベントを毎月開催してきた。「ピアニストとして生きたい」気持ちを無視できず、自分の原点に立ち返るため、2022年退職してジャズピアノ専業に。

 

「人生の紆余曲折を経て、いま自分の原点から出す音を聞いてほしい。音を聞いて、あなたも自分の原点を思い出してほしい」という志をもっていた。特に北欧で愛されているような、透明感があり、ストーリーを大切にするジャズを目指し、北欧ジャズのライブを自己のピアノトリオで開催してきた。

 

北欧デンマークとスウェーデンのジャズを全身で浴びる旅のレポート16本は note で公開中。

 

ピアノ専業には向いていないことをすぐに自覚し、ピアニストを卒業する。そのかわり、大好きなジャズの発展を願って若手プロを応援するジャズクラブを開くことを決意、大阪心斎橋に Live Jazz &Bar PROUST Osaka を 2024/5/11 にオープン。オーナーに就任。